コンサートを楽しむ、ということ。
今回のキンプリ1stコンサート。所謂デビューコンに参加して思ったこと。
ちょっと長くなりそうだったのと、ツイッターで細切れに喋って、変に誤解されちゃっても嫌だなと思ったから、ここに残しておきます。
ちなみにこれは昔からちょいちょい思っていた話をまとめたものでもあります。
今回のキンプリコン、私は1日だけの参加だったけど、ご一緒した子から
「客層が本当にいつもと全然違うよ」
と聞いていて。
私も会場に着いた時点で実際にそう感じたし(地方だから余計かも) 、
元々ジャニーズが好きで、どこかのグループから降りてきた子というより、初めてコンサートにきてみた!って印象の子も多かったように見えた。(主観ですよ)
まずここで、「あぁ、デビューしたんだなぁ、すごいなぁ」って思った。
コンサートが始まって、キラキラした6人が自分たちの為に作られた衣装で、
自分たちの為に作られた大掛かりなセットで登場して。
クリエやEXのステージを思い出して、ああ、凄いなってうるっときて。
ひとつひとつの曲に思い出があるし、色んなことを思いつつ曲を聞いてました。
だからね、当たり前だと思ってたものが当たり前じゃなかったんだなぁって感じる部分もちょこちょこあって。
「一体感」の話をします。
サマステもハルイロも、もちろんプリプリも、今まではこちら側(客席) みんなで踊るのが当たり前だったし、
その”一体感”がきっと楽しさのひとつでもあったから、
こんなに踊る人と踊らない人がごっちゃになってる会場は初めてで、そりゃ最初は驚いたんだけど、
「まぁ、そりゃそうだよな」って思って。
ライブ中に客席も巻き込んで、踊ったり歌ったりすることってそもそも「絶対」でも「強制」でもないし、色んな楽しみ方がある。
ずっと手を突き上げてノリノリでいたい人、ペンライトを振りたい人、うちわを抱きしめている人、メモを取りたい人、双眼鏡でひたすら自担を追う人。
そして今日が初めての人、毎回必ず参加する人、みんなそれぞれ。
だからこそ
「来てる人、みんながそれぞれ自由に楽しんで。楽しみ方はお好きにどうぞ!
…でもね、この曲って、みんなで盛り上がると、もっともっと楽しくなるかもしれないよ。
だから、よかったら一緒にどう?」
って。
そんなふうに、ステージにいる彼らから、寄り添ってくれたり、導いてくれることばがあると、いいのかなって。
私も色んな現場に行くけど、やっぱり初めての現場ってドキドキするし勝手が分からない分、怖い。
でもロックバンドやヒップホップのアーティストのライブ程、そうやってアーティスト自身が寄り添ってくれたり、盛り上げてくれたりすることが多い気がする。
知らず知らずの間にそうやって導いてくれてるんだなって益々好きになる。
難しいところなんだろうなぁとは思うけど、ジャニーズの先輩にもそういうのが上手なグループって沢山いるし(私のお勧めはキスマイです♡) 、
キンプリもこの大きな変化の中で、そうなっていくといいなぁ、大きくなっていくといいなぁって思います。
曲を聴いて、私たちが「大切にしてきた思い出を振り返る時間」が、初めてきたファンの子の「そのパフォーマンスとの出会いの時間」であること。
コンサートがみんなにとって幸せで、大切な思い出になるといいなぁって思います。
私のことを話すけど、キンプリのことは結成前から応援してきて、行ける現場ならなるべく参加するようにしてきたけど、
いまハマってるストの現場はこないだのサマパラが初めてだし、ストを好きなみんなが大切にしている「2度と戻ってこない2017年の夏」のことを私は知らない。
でも人間だから、知らないなりにエピソードを見聞きして知った時に、「あの頃を知っている人達だけの、大切な思い出なんだな」と思うことはできるじゃないですか。
彼らもまた、これからどんどん大きな規模で色んなことをするようになった時に、どんな風に変わっていくのか、とても楽しみでもあります。
締め方が分からなくなっちゃったけど、これからも色んなコンサートを楽しみたいなって思ってます。
最後に。
キンプリ、デビューおめでとう。
これからも宜しくね。